車のタイヤ交換の目安としてよくあげられるのは溝がすり減っているかどうか。 でも、たとえ走行距離が0kmであったとしても、タイヤは3?4年経つとゴムが劣化しひび割れが見られるようになります。タイヤのバースト=タイヤの破裂を招かないよう最低でも4年前後を目安に交換しましょう。
タイヤは車が曲がる回数が多いほど減るもの。一見、走行距離の長いほうが劣化が早いように思えますが、高速道路などではタイヤは4本ともまっすぐな状態で走っているだけなので変な減り方はしません。それよりも車庫入れでハンドルをぐるぐる切っているほうがタイヤは消耗するのです。とくに都市部では信号でSTOP&GOも多く、タイヤの使われ方は過酷。買い物など街乗り中心に使っている方は、タイヤの劣化にご注意ください。
タイヤの横には世界各国共通で製造年週が刻印されています。4桁から6桁の数字で、下2桁が製造年。その二つ前の数字が製造年週です。たとえば1912なら2012年の19週目。つまり、5月くらいのタイヤということがわかります。
タイヤのサイドを見てみましょう。しわが寄っていませんか? 溝と溝の間がひび割れていませんか? 夏場、路面の温度が高くなってくるとひび割れしてきたところから亀裂となり、運が悪いとタイヤ自体がバーストしてしまうこともあるので気をつけましょう。 溝の減り具合をチェック
タイヤの使用限度は法律の規定では残り溝1.6mmですが、性能が急激に落ちてくるラインは3.2mm。これを超えると車本来の性能を引き出しづらくなります。とくに高速走行時、ウエットな路面でのブレーキ性能が極端に落ちるので3.2mmくらいを交換時期の目安にしましょう。 クラックの発生レベルによる危険性1〜5 レベルに応じた対応が必要となります ■クラックのレベル よ〜く見ると、うっすらと筋のようなものが確認できます。 このレベルのクラックが生じていたとしても、問題なく使用することができます ■クラックのレベル この状態は、うっすらと影が見える、あるいは、手で触ってみて「ざらつき」が分かる程度ということができます 「継続使用して問題ないレベル」と判断されているようです。 判断基準として ■クラックのレベル この状態は、目で見てもすぐに分かる状態だということができます。 手で触ったときの感触が「紙やすり」を触ったときのような感じになっていると思われます。 この状態で、タイヤの使用を継続する場合、 ・継続使用は可能でも・・・ ・クラックの進展状況を観察する必要がある という状態になります。そろそろタイヤの購入を「真剣に」考える時期が、この状態であると言えそうですね。 ■クラックのレベル 「レベル3」のクラックの入り方とは異なるクラックが入っています。 このような状態になった場合も、「レベル3」と同じように ・継続使用は可能でも・・・ ・クラックの進展状況を観察する必要がある という状態になります。 ■クラックのレベル たまに、このような状態のタイヤを見かけることがありますね。 この状態は、 バーストの危険性が高く・・・要注意です 速やかに交換が必要なレベル
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